黒友会

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「和竿 天明(てんめい)」のご紹介

 すべての釣りに共通して言えることですが、魚に主導権を与えずに仕留めることが、良い竿の条件の一つと言われています。

 主に関東での落とし込み釣りでは、竹を使ったいわゆる、和竿が古くから使われています。私たち黒友会のメンバーも、ほぼ全員が和竿、それも島田天明作の和竿を使っています。

 丈夫で軽く、大量生産でき、その上価格も安いカーボンが主流の現在において、なぜ、和竿を使うのでしょうか?

先に述べたように、「魚に主導権を与えない」、落とし込み釣りにとって、「主導権」がとても大切になるのです。

 和竿は、まさに、主導権を黒鯛に与えずに、やりとりを楽にしてくれるのです。竹の竿では、50Cmを超える大物が掛かったら、折れてしまうのでは?と疑問に思うかもしれません。ところが、竹の持つ、自然の繊維が、50Cmを超える大物であっても、それを感じさせないほど、しなやかに曲がり、いつの間にか、主導権をこちらにとらせて、楽に魚を揚げてくるのです。

 島田天明作の和竿は、私たち釣り人と黒鯛をひとつにしてくれる銘竿と言えるでしょう。

 天明竿は、従来のガイド付きに加えて、中通しも製作されています。強風時の道糸がガイドに絡みつく悩みは、中通しの登場で、解消されました。